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カキタイ君

文学フリマへの参加の仕方

今日はうちのメンバーの誕生日です。おめでとーーーーーーーー!!

 

さて、今日は文学フリマへの初参加を振り返ってみます。(いまは、自分の経験や知識の棚卸しと研鑽の時期だと思っています。)

私が、小説家を志して8年近くの当時(2年前かな)。文学賞に向けた作品づくりのというものがまるで上手くできませんでした。「納期を欲しい・・・」そんなことを思い始めたのが「目に見える本づくり(同人作家)」へのきっかけでした。文学賞応募⇨選考勝ち抜き⇨受賞⇨プロ作家というプロセスとゴールが、自分にはどうも明確なイメージにならず、作文のモチベーションが出なかったのです。コミックマーケットなどに出品している人は、何であんなに生き生きとしているのだろう(行ったことはありませんでしたが)、目の前に「物語が実物化する」期日があれば、自分も一作を書き切るんじゃないだろうか。そんな自分がまず着手をしたのが以下の行動でした。

・メンバー募集をしている文芸サークルの検索

それぞれに条件がありましたが、いくつか見つかりました。

2つくらい候補をしぼって、結果、加入させてくださったのが「文芸サークルLAPIS(現在活動停止中)」でした。そこで始めて「文学フリマ」の存在を知りました。

・参加ノウハウのあるサークルで、まず文学フリマ出品を体験してみる

これが第二のステップでした。

企画会議。テーマの設定。本のデザイン、校正、DTP、入稿。以上をふまえたタイムマネージメント。最初からこれらを1人で行うのは、きっと困難だったと思います。私は運良く、優しい先輩方(そういえば皆年下でした)に囲まれ、納期までに作品を書くことに集中させていただきました。ちなみにわたしは「どうやったら納期までに仕上げられますか!」と質問しまくり、先輩方が私の不安を共有して下さいました(うう、ありがとうございました。)。そして、仕上げられました!

・「納期までに作品を仕上げる」経験の獲得。

出来は・・・いま考えると酷いものですが、「納期までに仕上げる」という経験は、積み重ねていくと、作品作りの景色がまるで変わります。納期がいままでなかったので「おれはこのくらいの作品を仕上げたい」という理想が基準になっていたのですが、いまでは「私のいまの文章力ではこのくらいを仕上げることができる」という身の丈を想定した計画が可能になりました。そして、三回目で「独り立ち」。つまり独自サークルを立ち上げました。

・自分で「参加申請→販売」までこなしてみる。(とにかくゴール(出店)まで行くのが目標。)

自分で、文学フリマに出品する作品作りをする上で、一番のコトは、費用でしょう。もちろん、総合で見ると赤字でした。印刷所は「ポプルスさん」にお願いをしました。出来は満足です。文庫50部でたしか4万円くらいでした。文フリは参加費用が(たしか)5500円。文庫本の値段は、自分の実績をふまえ一冊110〜210円くらいで売りました(最初は、DTPもワード入稿で酷かったです)。結果だけを冷静に見ると「出る意味ないじゃん」という意見も頭に浮かびますが、初めて文学フリマに参加したときの感動は得難いものでした。みなさんが、自分たちが作った本を精一杯売っている。自分もその一員。エネルギーがもらえるんです。身近に同志がいない同人作家(少なくとも私)にとって、目標の場ができたのは、「作品を仕上げるために書いていく」ための代わりのない機会です。あと、自分の責任で一連の流れをこなすと、応用(自分の作品のプロデュース。例えばKINDLE、KOBOなど)のノウハウが蓄積されます。

発展例/補足としては

・電子書籍を作ってくれるサイト「パブー(本来の利用は自作の電子書籍の公開)」を利用。(やったことないけれど、ここから入稿データPDFを作れるかと)

・宣伝サイトの活用(文学フリマ小説棚、みんなの文学フリマwiki)

・文学フリマ出店サークルの「作品募集」への応募

・手作りによる低出費での出品(原稿コピーしただけの出品もありました)

・電子書籍の公開/販売(アマゾン、KOBO、パブー)

などがあると思います。

ブログ/ツイッター更新が三日坊主の私にも(なので今は落としどころ(情報提供)を設定した記事作りをしています。)、文学フリマで知り合った方や本を買って下さった方がメッセージを下さることが(わずかですが)あります。きっと、ご自分でモノ作りをされた方みんな同じだと思いますが、この喜びは表現のしようがありません。一言でも、挨拶でも。私は、自分の作品(といっていいのか分かりませんが)づくりを通して、「人は他者に生かされる」という言葉の実感を得ました。この「道半ばの気持」を、他のモノ作りの方と共有できたら、もう最高です。

この活動を続ける中で、また思いがけない形で、気持の交流の機会があったらと願っています。(T)

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今回は、私が公開している電子書籍の宣伝をさせていただきます。文学フリマで単独出品したのは「はしっこ文庫」シリーズです。はしっこ文庫⇨スリー+モリ⇨ハタチ(近日公開)です。たしか、回覧は全部無料でできます。ダウンロードは有料です。LAPISの冊子は、サークルサイトから入手可能(だったと思います)。よろしければ、ご検索なさってみてください。
ブクログのパブー | 電子書籍作成・販売プラットフォーム


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