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拷問

記憶しちゃった拷問

以前、拷問についての本を数冊続けて読んだことがあります。

課題図書だったとか、好きな子や先輩に勧められたとかではなく、自発的に読みました。学ぶ目的もなかったと思うのですが、黙々と読み耽ったような気がします。

で、忘れられないのが、この拷問。

・まず拷問対象者の上着を脱がせ、大きなテーブルに仰向けに寝かせる。
・透明のお椀(のようなもの)を逆さにし、拷問対象者の腹に置く。
・お椀に空気穴を空け、中に鼠を数匹入れる。
・空気穴から煙を入れる。
・煙から逃げようと鼠が暴れるので、蓋であるお椀をしっかりと抑える。
・逃げ道のない鼠は拷問対象の腹をかじり、その中へと入る。

うええ。

「よっぽど拷問が好きじゃないと思いつかないよ」と当時は思ったようです(昔のブログに書いてありました)。

いま手元にある本は【拷問の歴史】一冊きりです。ヨーロッパの拷問について、器具の写真や図がカラーで沢山紹介されています。

この本に書いてある拷問の目的とは「自白の獲得」です。苦痛を与え、真実を聞き出す。著者はそう意味付けし、刑罰と区別をしています。ただ、歴史の時点によって、また様相に違いがあります。例えば、古代においては、拷問によって「神の審判(神判)」を得ようとしました。熱湯に手を入れて、火傷すれば有罪、無傷なら無罪。川に投げ込み、溺れたら有罪、あがってこれたら無罪。など。これも真実の獲得という意味で、広義の自白にあたるのでしょうか。

針だらけの椅子に座らせたり、串刺しにしたり。同じ人間の意図によるものとは思えない残酷さに驚きます。なぜ人は、こんな残酷なことができるのか。初読当時から5年以上たったいま、同じ自問自答を試みると、前述のようにシンプルな感想はでてきません。ただ、時代、信仰、恐怖、政治、いろいろな背景があるんだろうなあと漠然と考えるばかりです。もっと知識を得て、明快に理解したいなあ、と思うのですが、、サラリーマンやりながら学びきれるのでしょうか。いま一番の疑問です。(T)

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この本には、串刺し刑・斬首刑・異端審問・火刑・水責め・吊るし刑・車輪刑・さらし刑・鞭打ち刑・切断刑・粉砕刑・拘束刑・性器刑の分類のもと、”漏れはないんじゃないか”と思うくらい、拷問が列挙されています。ただ久しぶりに流し読みしたところ、冒頭で紹介した「ネズミ」の刑はなかったように思えます。ご興味があれば。


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