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ティーカップについて

ずいぶん前にテレビで、ティーカップについての番組が報じられていました。

普段、テレビにはあまり関心を示さない私ですが、この番組はかなり食い付いて観ていました。ご存知の方も多いのでないでしょうか?

NHK「美の壺」という番組です。私が観たのは、file209「ティーセット」というものでした。この番組では、ティーカップの代表的な種類と、そのカップの特徴などについても触れていました。この番組を観て、ティーカップというものに、とても興味を持つようになりました。それまでは、紅茶の種類くらいしか興味がなかったのですが・・・

 

では、ティーカップの種類について、です。

有名なものを3つ。

ドイツで生まれた、マイセン焼き。

フランスで生まれた、リモージュ焼き。

イギリスで生まれた、ボーンチャイナ。

パッと見では、どれも同じように感じるティーカップですが、良く見ると、それぞれしっかりと特徴があります。その特徴をしっかり捉えておくことで、紅茶はより楽しめるんですね!!

マイセン焼きは、1710年にヨーロッパ初の磁器として生まれました。その特徴は、落ち着いた印象を与える白い肌です。茶葉の種類では、アッサムが、より映えると言われています。

リモージュ焼きは、1771年に生まれました。ガラス成分が多く、透明度が高く、白くキメの細かい肌が特徴です。キームンの茶葉を用いるのが良いとされています。

ボーンチャイナは、1774年に。明るくて黄色みを帯びたカップで、柔らかな乳白色が特徴です。この肌には、ダージリンが合うと言われています。

 

様々な種類・柄のあるティーカップですが、共通しているのは、カップの中が白いということ。焼き物の特徴を生かすために、カップの中が白くないものも数多く出回っていますが、基本的な作りとしては、ティーカップの中は白いです。

なぜティーカップの中は白いのか?それは、紅茶の水色をより綺麗に表すためです。

紅茶は、香りももちろんですが、その水色も楽しむ飲み物です。そのため、ティーカップの中は、紅茶の水色を殺さないためにも、白く作られています。

紅茶は、茶葉によってその水色も異なります。

どの茶葉には、どのカップが合うのか?自分の好みを追求するのも、紅茶の楽しみ方の1つとなっています。

 

と、言っても、私自身は、まだまだカップと茶葉を追求するまでに至っておりません。ティーカップの焼き物の種類も、全て知っている訳でもなし・・・その楽しみを知るのには、まだ時間がかかりそうです。

 

そんな私ですが、ティーカップの他の楽しみ方を知りました。

ティーカップとソーサー。

その絵柄に注目する人は、かなり多いはずです。様々な絵柄。模様であったり、人物像であったり、キャラクターものであったり。自分の好みの絵柄を探すのも、ティーカップ選びの楽しみの1つです。

その絵柄ですが、ただ何となく描かれている訳ではないということを知りました。

「ティーカップとソーサーは、それだけで、1つの物語になっている」んです!!

お茶会などでは、カップに描かれた絵を話題にすることが多く、そこで、自分の知識などを披露していたそうです。

この話を聞いたとき、ティーカップに多大な興味を持つようになりました。何気なく手に取ったティーカップだとしても、その中には物語が詰まっているんですよ!!カップとソーサーに描かれたものを見ると、1つの物語を知ることができるんですよ!!

大興奮です。

焼き物と茶葉の相性までは辿り着けていませんが、カップとソーサーを見て、その絵を楽しんだり、自分なりに物語を楽しんでみたり、という意識が芽生えました。

本当に、紅茶はどこまで人を楽しませてくれる飲み物なのか。

紅茶を初めてこの世に生み出した人、本当に最高です。

 

ティーカップについて触れるだけのつもりが、ずいぶんと自己満足な記事になってしましました・・・

 

では、最後にティーカップとコーヒーカップの違いに触れて、終わりにしたいと思います。

<コーヒーカップ>

その昔。コーヒーが生まれて間もない頃。当時のコーヒーはドロドロとした濃い飲み物でした。そのため、人はその上澄みを飲んでいました。

上澄みを飲むために、コーヒーカップは深い作りとなったのです。

また、コーヒーは高温で作る飲み物ではなかったため、口を広くして空気に触れさせる必要がなく、小さい作りとなったのです。

<ティーカップ>

紅茶は熱いお湯で淹れるため、早く冷めて飲みやすい温度にするために、広口の作りとなりました。口を広く、大きい作りとなったため、

高さをなくし、浅めの作りとなったのです。紅茶は王室の女性たちが主に楽しむためのものでした。その女性たちが持ちやすいように、

軽いカップとなるように、浅い作りにしたとも言われています。

 

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<アデリアのティーカップを、つい最近購入しました。私が買ったのは、飴色をしたカップでしたが、形は同じだと思います。小ぶりのカップ。透明なので物語は読めませんが、その分、紅茶の水色を存分に楽しめる一品だと思います。>


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